投資先選定

ベトナム株・外国人投資家の購入可能数のかんたんな調べ方

2015年5月20日

ベトナム株はほぼ初心者の僕越です。ベトナム株情報は人気銘柄のFPT情報通信株式会社(FPT)やビナミルク(VNM)を購入しようとしましたがどうしても注文ができません。「外国人株主比率に達したため注文できません」というエラーメッセージが毎日でつづけました。

 

これらの株は外国人株主比率がすでに49%だったのです。

例:FPT情報通信の外国人株主比率の確認(VNDirect証券で)

 

外国人株主比率に上限のあるベトナム

ベトナム株式は、通常の会社だと49%、銀行株だと30%が外国人投資家の株式保有率として定まっています。ですから、すでに49%になっているFPTやビナミルクは誰か外国人株主が売却しないと買えないのです。これらの外国人に人気のある株式は、総じて、配当がよく、株式分割や有償増資が盛んです。ベトナム株の掲示板やブログを見ていると、これらの株が倍倍ゲームで増えてます、、、的な報告が多く、乗り遅れた感じがしてしまいます。

個人的には、ベトナムの会社はベトナムの投資家がサポートすべきであると思いますし、配当などもベトナム国内で再配布されベトナムの成長に寄与したほうが良いと思っていますので、ベトナム人株主が相当の力を持つまでは、外国人株主がもてる株に上限をつくることは政府の発展の方針としても正しいような気がします。また政府として外国企業やファンドによる敵対的な買収を未然に防ぎ、国内企業を育てていくという意味で過半数を外国人にとられないようにしておくというのは政策上有意であると思います。

たとえば、わが国のお隣韓国などは、サムスンが半分以上を外国人株主が、大手銀行も軒並み外資が幅を利かせているといいます。ベトナムが健全に発展するために安易な上限撤廃は避けていただきたいと思います。

 

49%未満なのに買えないベトナム株

ただ、個人的な問題は、49%になっていないのに買えない株があることです。「よし、まだ49%に達していない」と確認して買いに望むのに、信号などを製作しているCII道路橋梁投資株式会社(LGC)やニュース証券でレポートが出ていたFECON地下工事・地盤技術株式会社(FCN)など、魅力的な株を買うことができませんでした。

 

これは取引システムのバグでないのか?

と考え、証券会社の担当者に問い合わせたところ、「外国人株主に売ることができる証券がないからです」との返事。変わりに外国人用株式数を確認する方法を教えてもらいました。

外国人株主比率

 

この写真のページ、VNDirect証券の提供するホーチミン取引所株価ボードへは同社のホームページから簡単にいけます。

ホーチミン取引所株価ボード(VNDirect証券)

 

その株価ボードの一番右側、画像で赤くなっているラインが、外国人投資家が購入できる株式の数になっています。ずばり!ほしかった情報がここにありました。FPT情報通信やビナミルクなどは数字が入っていませんので、外国人には購入できる株がない、ということになります。

どうして49%に達していない株でも、ここに数字がなくなってしまうのかわかりませんが、FCNやLGCもそういった理由で数字がありません。だからシステム上注文できないというわけです。

 

この株価ボード、見出しをクリックすると昇順、降順にソートができるので、外国人が買える株の少ない会社、多い会社が探し出せます。それを眺めていって残りの株がどうして少ないのか、多いのかをさぐっていくのも楽しみです。

 

外国人投資家比率が限界なのは不利?

外国人投資家比率が限界になっていると、外国人が株を買うことができなくなるため、外国人からの需要(人気)が株の売買のレートに反映されにくくなります。常識的に考えるとこれは株価的には相当不利になりチャートを押し上げる力が減るのではないかと思います。それでも、外国人株主たちが長い間その株を手放さないのは、長期的に見てそれ以上の利益が得られると考えられるからではないでしょうか。

これからベトナム株を始める初心者の方にはすでに49%に達した優良株を買うことは難しい。それならばまだ49%に達していない、けど外国人株主比率の限界に近づいていく株が見つけられれば良いのではないかと思うようになりました。このボードはその調査に役に立ってくれそうな気がします。

まだアイデアだけなので、具体的にどういう風にそうした株をさがしていけばいいかというのはこれから考えるところではありますが、定期的にチェックして、買いたい株を拾っていければと思っています。

 

この簡単に購入可能な株式数を確認する方法がお役に立てば幸いです。

 

 

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