投資先選定

僕越的ベトナム株投資のルールについて

2015年4月18日

ベトナムの代表的なインターネット証券会社であるVNダイレクト証券。2月からつくっていた証券口座も無事開設、入金でき、やっと本格的にベトナム株を購入することができるようになりました。これまで、ベトナムでの証券口座開設に二の足を踏む大きな理由だった無犯罪証明書の取得が、ちょうど昨年免除されるようになったので良いタイミングで手続きがでたと思います。また、ベトナム株式口座へ入金振込みするために必要な銀行でのCCA(capital contribution account)口座も、テンポラリー・レジデンス・カードを持っている外国人はこの2月から、より簡単な運用のできる口座が作れるようになったようです。

僕は日本からベトナム株取引のできるSBI証券(エスビーアイ証券)でも口座は持っています。こちらは小額での投資信託購入や日本株の購入のために使っています。ベトナム在住の状況を活かして手数料の安いベトナムでの証券口座開設に踏み切りましたが日本からベトナム株を簡便に取引するのであればSBI証券しかないのではないでしょうか?また、豊富な投資信託の品揃えも魅力です。

 

さて、ベトナム在住は5年あまりではありますが、ベトナム株取引はまったくの初心者レベル。投資するにあたっていくつかのルールを決めておかないと運用で右往左往することになります。こういう指針はベトナム株やアジア株のセミナーでも行けばいろいろと教えていただけると思うのですが、まず手始めにあたり自分なりのルールをつくり買い方を考えてみます。

以下、僕越的投資ルール。投資期間は超長期を予定しています。

 

その1) 資金の80%は大企業に

ベトナムを代表する10社キャピタル・ベトナム成長株インカムファンドの積立買付でも取り上げたように、ベトナムを引っ張る主要企業はすでに多くのファンドに取り上げられています。ベトナムの発展が進み国自体の評価が安定してくると、より多くのファンドが投資に組み込むことが考えられますので、すでに高価になっているとはいえ、経営が安定していて、より成長が見込める会社の株は手に入れておいて損はないはずです。

企業情報の見極め方は、國貞克則著『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』『財務3表一体理解法超入門編―図解決算書がスラスラわかる』を勉強して参考にしました。

企業情報の確認ルール

  • 売り上げ規模が順調に伸びていること
  • 当座比率が200%以上(80%を切ると危険ゾーンらしいです)
  • 営業CF(キャッシュフロー)が+、投資CFがー、財務CFが+かー

以上を基本情報として確認して、えいやっと安いところで購入できればと思います。

 

その2) 資金の20%はこれからの企業に

50年前の日本とも言われるベトナム。経済発展の恩恵は幅広い企業にいきわたりますが、特に不動産、建築、道路、エネルギーなどのインフラストラクチャー関連株は押さえておきたいと思います。また、インターネット(IT)、食品、生活必需品関係はこれからさらに伸びそうです。幅広い銘柄の中から、大企業ほどではないもののこれから大きく伸びが見込める会社に焦点を当て、将来の各種投資ファンドに取り上げられることを夢見た投資に振り当てます。

企業情報の確認ルールは1)に準じます

 

その3) つもり貯金でできた資金は大逆転銘柄に

つもり貯金ではじめるリスクゼロのベトナム株投資で提案したように、日々の生活の中から工夫して貯金にまわすことのできた投資分があります。これをもうなかったものとして考えて、グレーゾーンの復活が期待できる銘柄の株式購入に当てようと思います。グレーゾーンとは、額面割れ寸前の銘柄ということです。ベトナムの株式は通常10,000ドンが株式の額面ですがこれまでの不況でかなりの数、額面割れの株式があります。その中からこれは、と思うものを探し出すのも楽しみです。50が100になるのはなかなか大変だけど、0.5が10になるのは簡単なのでは、という皮算用です。

VNDirect証券の独自の指標であるパワーレーティング指数のランキングから最近調子の良い銘柄を選びます。財務条件を確認し、本業からの利益である業務CFがプラスで当座比率が100%を切らないものを最低条件として選びたいと考えています。

 

その4) すべての目標は恩株投資。そして株数を増やすこと。

すべての株は、できるだけ2単位以上で購入し、価格が倍になったら半分を売って元手を回収する恩株投資といわれる手法で運用することを考えています。一時の株価の上がり下がりで一喜一憂しないための精神安定のための方法です。超長期の投資を実現する方法として適しているとも思います。

売って元銭が回収ができたら、あとは数年に一度来るという大暴落時に攻めの買い増しをするためにキープしておくことを考えています。株を始めるとなかなか余剰資産を遊ばせておくことができない性分なので、まずは買ってみてから試行錯誤しながらベトナム株入門としていきたいと考えています。

また株数を増やしていくようにする方法が長期投資ではとても有効という風に言われます。(参照:ジグス:株式投資で賢く儲けるコツ8.株数を少しずつ増やしていくのが鉄則である) 。買った株が倍値になったら上がった分で倍数の株を買うという方法です。株数が多いほうが株価が上がったときの利益がとても大きいことが株式投資の先輩たちがよくいう経験のひとつです。まだまだ物価も株単価も安いベトナム。株数もどんどん伸ばして利益を増やして行きたいと思います。

 

その5) できれば奥さん枠もつくりたい

ベトナム株に取り組むにあたって、奥さんを巻き込んでみたいとも考えています。気になる株を選んでもらって一緒に楽しみたい。夫婦の会話のひとつとしてベトナム株を取り込めればいいなと。ただ、上の運用ルールを読んでもらったところ、「よくわからない」との返事をいただきましたので、まだまだこれから僕も勉強してレクチャーしていく必要がありそうです。

 

 

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