投資先選定

ビナミルクとマサン:ニュース証券のレポートから

2015年5月27日

ニュース証券のビナミルクのレポートは一読の価値があります

ニュース証券ビナミルク(VNM)のレポートが掲載されています。海外株調査室のバタやんこと小畑直樹さんによる詳細レポートです。

先週のエントリー、ベトナム株式・マーケットでの注文の種類の最後にとりあげた、グエンとチョウとバタやんのベトナム株式セミナーの第二回。そのセミナーでとりあげられたビナミルク。毎回、ニュース証券の個別銘柄レポートは非常に充実していて目が離せません。ただちょっと残念なのが、前回のFECON地下工事・地盤技術株式会社(FCN)といい、外国人株主比率が49%になってしまっている株を紹介しているので僕越のようなベトナム株はじめましたというような初心者が興味をもっても新規の購入ができないこと。

ビナミルクのようにこれだけ人気があり、成長していて株主にやさしい還元率の高い会社だと、売ってしまうと買い戻せませんから、なかなか既存株主の方たちが売らないでしょうね。外国人株主のみなさんが手放しだすころには成長しきってしまっていて魅力の薄い会社になってしまっているかもしれません。だから、たまにベトナム株・外国人投資家の購入可能数のかんたんな調べ方でご紹介した確認方法で空きが出たら購入のチャンス。そんな銘柄です。

 

ベトナムの牛乳消費量の拡大っぷりがすごい

レポートの中で気になった点は、「ベトナム人の年間牛乳消費量は、2007 年は7.0 リットルでしたが、2013 年には18.0 リットルまで拡大しています。そして、2035 年には50.0 リットルに達する予想です。」

なんと牛乳の消費量が2007年からの6年間だけで2.5倍になっている。日本乳業協会の日本人の牛乳消費量はどれくらい?によれば、日本は35.8kg(約35リットル)だそう。一方この日本乳業協会の消費量を見て驚いたのが、北欧、ヨーロッパの人の飲みっぷりで、フィンランドなんかは年間183.9kg。毎日500gは牛乳飲んでるなんて、どんだけ牛乳好きなんでしょ。そこまでくると牛乳は文化ですね。

まぁ、ヨーロッパでは料理に使われたりとかいろいろな理由があると思いますが、直感的にベトナムの牛乳消費量はまだまだ伸びそうです。そのベトナムの牛乳文化をひっぱってきたビナミルク。ヨーグルトを使った各種チェーのおいしさ(特にジャックフルーツののったスアチュアミットがおいしい)や、これからの各種ドリンクの充実していくにつれてまだまだ伸びそうです。

レポートでは95%乳製品らしいですが、僕越はビナミルクの豆乳に毎日お世話になっています。乳製品だけでなく周辺飲料にも力をいれているビナミルクはこれからますます発展しそうな企業にも思えます。

 

ぜひ目を通していただきたいレポートではありますが、ぜひ次回のレポートではまだ新規投資家にも購入余地のある株を紹介していただきたいと思っています。よろしくお願いします。

 

グエンとチョウとバタやんのベトナム株式セミナー第3回はマサングループ

第3回目もグエンさんはめがねをはずしていますが、照明の色が調整されたのか、ずいぶんと顔色がよく美人に写っています。今回は、食品大手のマサングループがとりあげられていました。マサングループは、わがやの冷蔵庫にもあるCHIN-SUのチリソースや、インスタントヌードルのomachi、いたちのマークのインスタントコーヒー、Wake Upを販売しているビナカフェなど、多くの食品ブランドを持っていることが、ベトナムに住んでいるとよくわかります。

最近では、M&AでドミノピザについてくるチリソースメーカーのCholimex(ここのチリソースがパンチが効いていて個人的には大好き)に取締役を送ろうとして失敗したというニュースもあったように、非常に企業買収の好きな会社としても有名です。

このセミナーを聞いていて、マサンの強みは、的確な実力のあるブランドのM&Aとその魅力を十分に伝えるブランド構築力なんだと気づきました。このセミナー、毎回いろいろな視点を与えてくれるのでぜひ続けてほしいのですが、再生回数があまり伸びていないようです。ぜひ、皆さんごらんになって応援しましょう。

 

 

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