株は株でもコロナウイルス株の話です。
ベトナム国内でインド株とイギリス株のハイブリッドウイルスが発生したことを、ベトナム金融系ニュースサイトCafef、大手ニュースサイトVnExpressなどが報じています。
上記2サイトからの要約に僕越視点で補足情報を加えました。
2021年5月29日(土)の朝、「Covid-19を予防および制御するための緊急解決策に関する全国オンラインミーティング」の中で、グエン・タン・ロン保健大臣がベトナム国内で新しいタイプのウイルスが発見されたと公表しました。2021年4月から、ベトナム国内で起きている第4波の流行ですが、ベトナム患者のコロナウイルス遺伝子配列決定はこれまでインド型とイギリス型のものが多いと報じられていました。ベトナムは情報を公開し、遺伝子マップに共有するそうです。
インド型やイギリス型は感染力が強いとされていて、今回、両方の特徴を持つハイブリッド型の菌株が見つかったということは大変な脅威です。5月29日現在、ベトナム国内の第4派ではすでに33の州で患者が発見され、約3600人の患者が出ています。特に北部バクニン省、バクザン省の工業地域で多くのクラスターが見つかっています。この工業エリアは、アップルやサムスンの大規模な工場があることで知られています。これらの州はベトナムの工業生産の北部の中心です。政府はこの工業地帯での発生を早急に把握するために、これまで4~6時間かかっていたリアルタイム PCR検査 に加えて抗原テストを導入し、大量のF1(濃厚接触者)の検査を行っているそうです。これは患者を「見逃すより間違えたほうが良い」という考えのもとで進められていて、実際に良い結果を得ているそうです。
ニュースは以上。
ハノイやホーチミン市ではレストランが休業、もしくはテイクアウトだけの営業になっています。道端のストリートフードはすべてしまっていて、街は閑散としています。こんな状況ですから、僕越は家でチャーハンを作って情報収集していたところ、このニュースです。
コーレン(頑張れ)ベトナム。今回の波も乗り越えられるよう一緒に頑張ります。随時情報はTwitter@僕越にて発信しています。