ベトナムで飲むコーヒーはおいしい。
アルミ製のコーヒーフィルターにお湯を入れたら、少し押し出すようにして圧力を加え簡易エスプレッソ方式で抽出します。
その味濃厚な味は一度飲んだら癖になるほど。
そのおいしいコーヒーを、さわやかに楽しめる一風変わった飲み方が、ヨーグルトカフェ。
ベトナムではヨーグルトはスアチュアといいますから、こちらではスアチュアカフェと呼ばれます。
とっても簡単なヨーグルトコーヒーの作り方
さていったい、どんな飲み物を想像されるでしょうか?
すごく凝ったものを想像してしまいますか?
実は作り方はいたって簡単。
ヨーグルトに砕いた氷を混ぜ、濃い目のコーヒーを上から少しかけるだけ。
少しすっぱく、でもコーヒーの香りが絶妙なコンビネーションです。
とってもシンプルだけどおいしく、ハノイでは路上カフェからおしゃれカフェまでどこででも飲むことができます。
ベトナムの2012年度のコーヒー生産量は134万トン。
そのうち輸出量は123万トンの輸出大国です。
ブラジルに次ぐコーヒーの生産国のひとつです。
日本にも多く輸出されいます。
主な使用用途はインスタントコーヒー用とのことですが、あのスターバックスやドトールコーヒーも使っているそうです。
主なコーヒー栽培種はロブスタ種ですが、近年アラビカ種の栽培も盛んになってきているそう。
いっぽう、ベトナムの生乳消費量は少なく、生の牛乳は日本よりも高いくらい。
現地の物価と比較するととても高い印象です。
ベトナム在住の方ならご存知のフリーペーパースケッチベトナムの「ベトナムなんでも1番特集」でも、価格の高さが一番、ととりあげあられるほど生乳価格が高い。
だから、ベトナムの人はコーヒーに生乳をいれずに、コンデンスミルクをいれたカフェスアダーを飲んでいます。
(ハノイではノウダーといいます。ノウ=茶色。なぜならコンデンスミルクでコーヒーが茶色になるから。ダー=氷です。)
スアチュアカフェもそんな工夫の中から出てきた飲み方ではないかな。
誰が発見した飲み方かは知りませんが、日本でお目にかかったことのないこの飲み方。
適度なヨーグルトの酸味とコーヒーの苦味がマッチしてとってもおいしい。
一度飲むとやみつきになるこの味。
ベトナムにきたら最寄のカフェで是非お試し下さい。
参考ホームページ