ベトナム株を取り扱っている日本の証券会社はそれほど多くありません。ざっくりと紹介したいと思います。
(1)取り扱い銘柄数(2)売買手数料(3)最低売買手数料(4)通貨対応方法(5)口座管理料の有無(6)口座開設費用の有無(7)NISA口座への対応(8)特定口座への対応(9)最低投資金額(10)取引方法(11)注文の種類(12)現金配当(13)無償増資は受けられるか(14)有償増資は受けられるか(15)株券の名義はどうなるか(16)メモ
2016年3月19日調べ
1. SBI証券
SBI証券でのベトナム株式取引
(1)銘柄数:ホーチミン証券取引所およびハノイ証券取引所上場の当社選定銘柄。333銘柄。
(2)手数料:インターネット:2%+消費税、電話:2.66%+消費税
(3)最低手数料:インターネット:1,200,000ベトナムドン+消費税(約6,500円)電話:1,200,000ベトナムドン+消費税(約6,500円)
(4)通貨対応:日本円からベトナムドンに換金した後、取引。
(5)口座管理料:なし
(6)口座開設費用:なし
(7)NISA口座の利用:選択可(NISA投資可能枠の範囲内で買付可)
(8)特定口座の利用:選択可
(9)最低投資金額:なし
(10)取引方法:
インターネットか電話。モバイルは非対応。
<インターネット取引>
月曜日~金曜日:00:00~10:00(当日注文)、19:30~24:00(翌立会日注文)
土曜日/日曜日:一部の時間を除き、翌立会日に発注する予約注文を受け付けいたしております。
<コールセンター取引>(ご注文専用ダイヤルによるお取引)
当社営業日 8:30~10:00(当日注文のみ)
(11)注文の種類:指値のみ
(12)現金配当:あり
(13)無償増資は可能?:可
(14)有償増資は可能?:不可
(15)株券の名義はどうなるか:証券会社名義
(16)メモ:ベトナム株ETFの購入が手数料無料。ベトナムドンに為替交換してから取引するので、為替手数料が毎回かからない。
2. 岩井コスモ証券
(1)銘柄数:ホーチミンおよびハノイ上場の全銘柄。
(2)手数料:コール・対面一律:2%+消費税
(3)最低手数料:一律5,000円+消費税(5,400円)
(4)通貨対応:外貨決済として日本円換算にして取引される。
(5)口座管理料:なし
(6)口座開設費用:なし
(7)NISA口座の利用:不明
(8)特定口座の利用:不明
(9)最低投資金額:なし
(10)取引方法:
電話、対面。ネット、モバイルは非対応、ネット取引プランを選んでもコールで取引が必要
<コール取引・対面取引>
前日:11:30~営業終了時間 翌日分のご注文および、ご注文の訂正および、取消
当日:営業開始時間~10:00
(11)注文の種類:ホーチミン市場:指値・寄付成行(ATO)、ハノイ市場:指値のみ
(12)現金配当:あり
(13)無償増資は可能?:可
(14)有償増資は可能?:不可
(15)株券の名義はどうなるか:分別管理で現地保管銀行に保護預り
(16)メモ:サイト上でベトナム関連情報が充実しているらしい。メールマガジンもあるらしい。
3. ニュース証券
(1)銘柄数:ホーチミンおよびハノイ上場の全銘柄。
(2)手数料:対面(電話)一律:2%+消費税
(3)最低手数料:最低手数料 800,000VND (約4,000円)
(4)通貨対応:不明
(5)口座管理料:なし
(6)口座開設費用:なし
(7)NISA口座の利用:不明
(8)特定口座の利用:不明
(9)最低投資金額:なし
(10)取引方法:調査中
(11)注文の種類:調査中
(12)現金配当:調査中
(13)無償増資は可能?:調査中
(14)有償増資は可能?:調査中
(15)株券の名義はどうなるか:調査中
(16)メモ:サイト内での説明があまりないので調査中
4. 日本アジア証券
あまり取り扱い数が多くなく、手数料は一律3.00%+消費税
5.アイザワ証券
250銘柄。お願いすれば取り扱いを検討してくれるらしい。ブルートレード口座でネット発注なら最低国内取引手数料2,160円+現地委託手数料(取引代金の0.5%)のよう。。。。
6.キャピタル・パートナーズ証券
外国株式国内委託手数料と現地委託手数料の関係がよくわからなくて。。。。
え、だんだん適当になってないか?ですって。。。。
そうなんです。。。。
僕越はSBI証券以外の口座を持っていないので、証券会社のホームページだけで判断できることが少なく、しかも、とっっってもわかりにくい記述のため、頭が飽和しました。また機会をまってアップデートしますが、とりいそぎ、上記の6社はベトナム株を日本国内で扱っている、ということがわかりました。
口座開設、お取引には、各証券会社へお問い合わせいただきまして、内容をご確認ください。ただ、僕越が思ったよりも手数料が安いようなので、日本からベトナム株取引もこれからどんどん増えそうです。
<海外でホテルを予約するなら>
僕越は、普段は Agoda の画面が操作しやすいのでよく使っています。
そのほかのホテル予約サイトのおすすめとしては、まず エクスペディア!評価やコメントなど情報が充実していて旅行情報なども手に入れやすいです。
Hotels.comはビジネスでも使いやすく出張者の間で人気でおすすめです。
<ベトナム株を日本ではじめるならSBI証券>
僕越が15年以上の間、メインの証券口座としてつかっているのがSBI証券
とても使いやすい上に、投資信託も500円から積み立て購入できる小回りの効く証券口座です。ベトナム株やFXも取り扱っており、投資初心者に自信をもってすすめられる口座です。
[…] ■おすすめの記事 ベトナム株を取り扱っている日本の証券会社 ベトナムのお菓子界のヒーロー。その名もヒロシ。 […]
ベトナム株はアイザワ証券でずっと取引しているけどとっても良いですよ。
ほったらかしにしていた口座をみたらなんと年率12%で成長していたので再度参戦します。今日はビナミルク買い足しました。
SBIと比べていいところは、
PER、配当利回り等の指標が充実。手数料が安い。リアルタイム(1分遅れ程度)で株価がわかる。レーティングチャート、強気か弱気か等の情報がまとまっている。そして何より銘柄レポート1枚紙程度だけどついてて充実している。
情報ご利用ください。
手数料は税込で2160円です。
現地委託手数料 0.50% 現地約定代金×0.50%
です。その他調べました。
(4)通貨対応:日本円から直接取引
(5)口座管理料:なし
(6)口座開設費用:なし
(7)NISA口座の利用:不可
(8)特定口座の利用:選択可
(9)最低投資金額:なし
(10)取引方法:
インターネット。モバイルはNTTドコモ・au・SoftBankの携帯電話。電話は別口座。
<インターネット取引>
「前日14:00~26:00」「当日6:00~10:00」 2次受付:「当日10:00~14:00」
(11)注文の種類:指値のみ
(12)現金配当:あり
(13)無償増資は可能?:可
(14)有償増資は可能?:不可
(15)株券の名義はどうなるか:不明。
(16)メモ:ホーチミン証券取引所は10株以上10株単位。 ハノイ証券取引所は100株以上100株単位
そういえば昔、僕越さんのメルマガ登録していましたが、最近ずっとこなくなりました。迷惑メールにでも入っていたかもしれません。
ベトナム株盛り上げて行きたいですね。
アイザワ証券についての情報ありがとうございます。口座を持っていませんので参考になります!今後ともよろしくお願いします。
僕越さん、はじめまして。ちゃっぴ~と申します。
私もベトナム個別株に投資しており、SBI証券、NEWS証券、アイザワ証券にお世話になっております。
SBI証券については、僕越さんが詳しく書かれていますので、NEWS証券とアイザワ証券についての情報を少々。
ニュース証券
いわずと知れた日本の証券会社の中で一番最初にベトナム個別株を取り扱ったパイオニア的存在。
当初は電話取引とネット取引の両方がありましたが、2011年7月1日よりネット取引は休止となり、現在は電話取引のみ。
手数料は約定金額(VND)×2.16% (最低手数料800,000VND)
無償増資に対応しており、銘柄によっては有償増資を申込可能。
{私の知る限り、日本の証券会社で有償増資に申込可能(全てではなく銘柄による)なのはニュース証券だけです}
現金配当はもちろん、株式配当について、SBIは強制売却ですが、ニュース証券は株式のままもらえます。
アイザワ証券
ネット取引(ブルートレード口座)に関しては、
2160円+約定金額ドン×0.5%
無償増資には対応していますが、有償増資は不可。
現金配当はもちろん、株式配当について、SBIは強制売却ですが、アイザワ証券は株式のままもらえます。
私のつたない体験談ですので、勘違いや間違いがあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
ありがとうございます。3社も口座をもっていらっしゃるとはさすがです。無償、有償増資に対応していないとベトナム株の魅力が半減してしまいますね。買いなおすこともできるのでしょうが。。。
無償増資・有償増資は日本では、めったにお目にかかれないですが、ベトナム株をやるうえでは醍醐味の一つですよね。
増資と株式分割、単純比較はできませんが、持ち株が増えるという点では似ており、
株式分割により上場時のセブンイレブン株1000株を現在まで保持していたら38000株。
上場時のヤフー株1株を現在まで保持していたら81万9200株に増えているという話を
聞いたことがありますが、自分の保有するベトナム株もあやかりたいものです。
ただ、無償増資・有償増資ともに総株数が増えることになるので、当然といえば当然ですが、株価が下がることが多い。
無償増資の場合は、株価が下がっても保有株数がそれに対応した分増えているので実質プラスマイナス0。
それに対し、有償増資は申し込めない(株数増えない)のに株価だけは下がり、株価が下がるのを指をくわえてみているだけ、という歯がゆい思いをすることも。
その点、ベトナム現地の証券会社なら全面的に有償増資に対応してくれるようですが、そこまでは手が出せていません。
なので、自分が購入を考えている銘柄がNEWS証券で有償増資対応銘柄ならNEWS証券で購入、
有償増資に対応していないようなら手数料の安いアイザワ証券で購入、アイザワ証券で取り扱っていない銘柄ならSBI証券で購入というような使い分けをしています。
>ちゃっぴーさん
なるほど、日経証券会社の使い分け大変参考になります。
私は、ベトナムの証券会社がメイン口座なので、その辺の知識が少なく、よく聞かれるのですが人にもあまりアドバイスできていません。各証券会社もベトナム証券にもっと力をいれたらどうかと思っていますが、ベトナム株はまだまだマイナーですね。
これまで高配当株をメインに運用してきましたが、どうも動きがダイナミックでなく。たまたま打診買いしていたダットサイン(DXG)グループが分割をくりかえし、大きく動いたので、増資銘柄についてちょっと調べてみています。
日本からの売買であれば、分割の権利落ち直後に数ヶ月間株価が低迷する感じがありますので、そこでの買い増しという手もあるかもしれませんね。
また、考えて記事にできればしてみます。