ベトナム株式、不動産、ビジネスへ育てる視点の長期投資とベトナム情報

僕がベトナムに投資する理由

なぜ株式投資をするのか

2015年10月4日

このブログを読んでいたいている方のなかには、ベトナム株だけにかぎらず株式投資自体に興味があるけれどまだ始めていない、という方も多くいらっしゃるようです。僕越の発行している週刊メルマガへの登録をしていただく方がコメントで教えてくださります。

そこで、僕越なりになぜ株式投資をするのか?について考えてみたいと思います。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』は不朽の投資入門書

金持ち父さん貧乏父さん』は僕にとって投資の醍醐味をしらせてくれたお金に関する入門書。そして人生の意味も考えさせられた貴重な本です。お金に関する教育がなぜ大事かは、同著より引用した下記の文章を読んでみてください。

 

"お金は力だ。だが、それよりも強いのはお金に関する教育だ。お金はふところから出たり入ったりするが、教育を受けてお金がどのように働くか、その仕組みをマスターすれば、お金に働かせて富を築くことができる。前向きの考え方というのは人生哲学としてはすばらしいが、それだけではうまくいかないのは、多くの人が学校に行って教育を受けているにもかかわらず、お金がどのように働くかについてはまったく習わないからだ。そういう人は一生、お金のために働くことになる。"

 

この本にはお金についての考え方の基礎がちりばめられています。ある子供の物語をとおして「お金を働かせる」という思想について学ぶことができます。お金持ちになるためには、自分の恐怖と欲望をコントロールする必要があるということも学べます。これは支出よりも収入を多くして、生活を潤すキャッシュフローを手に入れるためです。

 

朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う・・・・この繰り返しだ。そのあとの彼らの人生はずっと恐怖と欲望という二つの感情に走らされ続ける。そういう人はたとえお金を多くもらえるようになっても、支出が増えるだけでパターンそのものは決して変わらない。これが、私が『ラットレース』と呼んでいるものなんだ。

 

では、どうしたら、このラットレースから抜け出せるのでしょうか?お金が働き、生み出してくれた収入キャッシュフローが支出を常に超える状態になれば、生活費のために働く必要がなくなります。自分で自分の時間を自由に使えるようになるわけです。

では、どうしたらいいのでしょう?成功するためには実践する必要があります。しかし、ここで少し問題があります。この本の内容はアメリカを舞台にしているうえ、ビジネス投資、不動産投資が主体なので、どこから手をつけてよいか実感がわきません。

著者のロバート・キヨサキ氏も最初に語っています。

これらの教えは「解答」ではなく「指針」として受け止めてほしい。変化と不確実性に満ちたこの世界でどんなことが起ころうと、あなたとあなたの子供が金銭的に豊かになることができるように、それを手助けする「指針」としていただければさいわいだ。

 

本を読んだだけで満足しないために、僕越は本の中にも出てくる『キャッシュフロー101』という擬似体験ゲームを手に入れました。奥さんと一緒に試してみて、お金もちになる方法をシミュレーションすることをしました。

 

疑似体験ゲーム『キャッシュフロー101』を通して成功パターンを身につける

キャッシュフロー 101 (日本語版)

 

このゲームの最初の目的は、不労所得が生活出費を超えることで経済的なラットレースから抜け出すことを目指すこと。最初に職業カードを選ぶと、職業による収入の多い少ないがあります。ただ、収入が多いからといってゲームをクリアするのが早くなるわけではありません。支出がその分多いからラットレースをクリアするのに必要な不労所得も多くなるからです。

 

このゲームを何回かやっていくと、早くあがるためにいくつかの方法があることに気づきます。

  1. 住宅ローン、教育ローンをできるだけ早く返す
  2. 株式が暴落したところで買い、あがったところで売る
  3. 2を元手にできるだけ多くのキャッシュフローを生み出してくれるアパートや住宅、ビジネスを買う

不動産を安定的に買えるようになると資産の膨らむスピードは速くなるのですが、最初にそれを手に入れるための元手を作るのにコツがいります。そこで株式が暴落したところで買うというのが資金が少なくても、一気にキャッシュフローを手に入れる元銭をつくるコツだということが、ゲームをするうちにわかってくると思います。株式は元手が多くないと意味がない、という人もいますが、より多くのキャッシュフローを生んでくれる頭金をつくるためだとしたら十分な効果を小額からでも発揮してくれるのではないでしょうか。

このゲームは本当に奥深いものですので、ぜひどこかで手に入れてやられてみることをおすすめします。

 

僕越がベトナム株をはじめたのは、僕越がベトナムと縁がありすんでいるため、ベトナム株が割安な状況であること、経済が上向いてきたことを感じたからです。バフェット指数で見るとベトナム株は始めどきで書いたように、ベトナム株はほかの東南アジア諸国とくらべても相対的にずいぶん安い。最近では、外国人投資家比率上限が撤廃されたり、株式の受け渡し時間が短縮されたりと、株式取引システムも便利になり、政府の投資家重視の姿勢が鮮明にみえます。経済も飛躍の時期を向かえ、外国からの投資家の視線も熱く向けられています。

最近の中国株の大暴落、中国元の大幅切り下げに対しても、ベトナム政府は自信をもって対応にあたり大きな混乱はおきませんでした。ベトナムの金融政策もずいぶんよくなった印象で、海外の格付け機関からの評価も高まっています。

 

そのような状況を背景に、ベトナム株で元手をつくり、不動産やビジネスへ収入の多角化をしていきたいと思っています。そのほか金持ち父さんについては以前、こちらの記事でも書きましたのであわせてご参照ください。

お金の価値について再考できるベトナムという環境

 

僕越は、この本を家族にも贈りました。読書が苦手なうちの家族でも読める内容です。有益で重要でわかりやすい本ですので、読まれたことのない方は、ぜひ手に入れて読んでみてください。旧版の中古本ならアマゾンで数百円で買えるはずです。

※注意:全国各地で「キャッシュフロー101」のゲーム会がありますが、その多くがネットワークビジネスへの勧誘なので、気をつけて参加されるとよいと思います。

 

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