ベトナム株式、不動産、ビジネスへ育てる視点の長期投資とベトナム情報

僕がベトナムに投資する理由

中国証券市場の下落を背景としたベトナム市場の有望さがCNBCで取り上げられています

2015年7月19日

アメリカの投資情報ニュースを取りあつかうCNBCのトピックで、「今、投資家をひきつけるアジア市場 - 中国株が滑り落ちる中で、より小さなアジア市場が投資家の注目を集めています。」というタイトルでベトナム市場の有望さが語られています。2015年7月9日のちょっと前の記事ですが、要約してみたいと思います。

元のニュース CNBC : Here’s the Asian market that excites traders now - As Chinese stocks slide, a much smaller Asian market is garnering investors’ attention. ->リンク先で英語ですが、動画も見られます。

 

-----

上海総合指数は、最近のセッションでドラマティックに落ち、6月中旬の高値から30%以上下落しています。しかし、中国株の暴落が続く中で、もうひとつのアジア国が投資家たちの新しいお気に入りになるかもしれません。ワラッチベスキャピタル・ETF取引ソリューションの副社長のエリック・マスティン氏によれば、その注目すべき新しいマーケットとはベトナムだそうです。

 

「私たちは、多くの法人顧客と話してきました。・・・彼らはベトナム株式について多くのことを聞いてきています。」とマスティンは火曜日の"トレーディングネーション"で話しました。

ベトナムはフロンティアマーケットから巨大な外国投資を呼び込むMSCI分類の新興市場に向かって前進していると、マスティンは中国に対してのベトナムについての比較を約1年前に行っています。最近では、ベトナムは、海外投資家の保有比率の上限引き上げによって外国人投資家の関心を招いています。このことはベトナム国内の投資家の関心も同様に引き付けています。

S&P(スタンダード&プアーズ)キャピタルIQの株式チーフ投資オフィサー、エリン・ギブス氏によれば、ベトナムは新興市場向けのS&Pダウジョーンズ指数への資格に近づいています。「ベトナムは非常に強いフロンティア国のひとつであり、とても簡単に新興市場の状況になることができます。」とギブスは火曜日の"トレーディングネーション"で語りました。

そして、アメリカの投資化にとってベトナムは今、もうひとつの利益があります。それは「多様化」です。

「国際的な新興市場マーケットに焦点を当てた投資家にとって聖杯の一種であるS&Pにはほとんど相関関係がありません。」とマスティンは述べます。

ベトナム市場へ参加したい投資家にはマーケット・ベクトル・ベトナムETF(VNM)を購入することを彼はすすめています。昨年の同期比で、このVNMは中国のETFであるFXIとASHRを大幅にアウトパフォームしています。

もちろんベトナム証券市場は全員に適したものではありません。ベトナムは、インフレの安定と一人当たりGDPの増加といういくつもの課題に焦点を当てる必要があります、とマスティンは述べます。

 

「証券コンサルタントのわれわれにとって、十分発展したと考えられるまでは、実際に取り扱うことはありません」と彼女はいいます。「そして、ベトナムはそこまでまだかなりの距離があります。」

ブラウン・ブラザース・ハリマンの新興市場ストラテジー、グローバル・ヘッドのウィン・シン氏は、投資家はベトナムのような投機的な市場への参加の前に、ギリシャ債権問題の不確実性や中国市場の暴落による最近の市場の混乱の終結を待つだろう、と述べています。(上海総合指数は木曜日に5.8%戻しました。)

「新興市場は、大きなプレッシャーのもとにあります。」「中国で何が起きているかはこのことの助けにはなりません」とチンはいいます。

この急落のあと、ベトナムの資産は魅力的かもしれない、と彼はいいます。しかし、年間GDPは1710億ドルは中国までへはまだ大分遠い道のりです。

「ベトナム市場はとても小さい。だからネクストタイランドというべきものだ」とシンはいいます。「しかしベトナムでは確かに彼らの実力に応じたことが起こっている。」

ステファニー・ヤン

-------

ベトナム株の有望さは、今、アメリカの投資家の中でも注目されているようですね。僕越ブログでもバフェット指数で見るとベトナム株は始めどきでベトナム株の展望についてとりあげていますので、あわせてごらんください。

 

 

 

  • B!