ハノイのジャパンファンデーションで行われている草間彌生の展覧会に家族でいってきました。僕越が最後に草間アートを見たのは、結婚前に奥さんといった直島のフェリーターミナルで。黄色いかぼちゃの中にはいって、写真をとったっけ。時はながれて、こんどは子供二人とハノイで展覧会を見に行くなんて、その当時は思ってもいなかったです。
奥さんも、「想像した未来とは大分違うけど楽しいよ」といってくれたのが嬉しかったですね。ハノイで子育ては大変ですが、頑張ってくれている奥さんに感謝です。あなたにはどんな思い出が草間アートにありますか?
日曜の昼下がり、いざ、ハノイに現れた草間弥生の世界へ
日曜のお昼、近くのフランス料理店DC Bistro Boutiqueでランチをとり(これが本当においしくてびっくりした)いざ、出陣準備完了。水玉模様の飛びかうYayoi kusamaの会場へ。いつもはまばらなジャパンファンデーションも、お昼寝の時間帯だというのにさすがに賑わっている。おしゃれな格好を意識したベトナム人カップルがたくさん。きっと、ローカルニュースでも話題なんだろう。そりゃ、日本で草間展なんかあった日には、多くの人がいくだろうから、この人出は少ないのかもしれないけどね。
面白かったのが、水玉模様の服をきてる人が多かったこと。そして、いたるところでベトナム人が大好きなポートレイト撮影。そんな楽しみかたもあったんだと妙に納得。
本当に楽しそうに撮っているので、うちの息子も気が乗ってきたのか便乗して写真撮影。アートの中を我が物顔して動き回る息子に「すいません、息子さん。アートには触らないでください。もちろん乗っちゃだめ~!!!。」というやりとりをしつつ、4つの展示を順番に攻略していく。
子連れでアート鑑賞というのはなかなか気が張って大変ですね。もちろん、非日常な雰囲気に子供は大ハッスルです。
屋外の超おっきいパチンコ玉を敷き詰めた展示をみているときは、息子がボールボールと遊びださないかとはらはらしたっけ。銀色の中にぼんやりうつる家族の像がきれいで、なんだかあたたかい絵に見える。気温38度の太陽照りつける猛暑の中、赤ちゃん連れで2つある人数制限のブースに入るのを待つのはちょっと大変だったけど、どちらも頑張って待ったかいのある室内展示でした。
草間アートの定番。赤い水玉模様の部屋。
息子は赤色の服を着ていったので、水玉の海に溶け込む感じで展示物の間を泳いでおりました。本当にいたるところでみんな写真をとっているので、これは展覧会ではなく、草間弥生の提供する写真撮影会なのだと思いました。
最後の部屋は、ワンルームの暗い部屋にちりばめられたカラフルな水玉たち。ちょっと並んで入ったこの部屋はメルヘンチックだけど懐かしい、そんな場所でした。
ハノイに住んでいるのであれば、週末の休息にぜひ訪れてみてください。水玉模様でコーディネートすれば、あなたもいっぱしのハノイアンの仲間入り。
直島で遭遇した以来の草間アート。遠くベトナムでの個展をアレンジしてくれた国際交流基金に感謝しつつ、またの企画を楽しみにしています。それにしても、このアートたち、もし買ったとしたらいくらくらいするのか?下世話は僕越は興味深々です。
それこそベトナムの人が値段を知ったら、超満員になるだろうなぁ。
ベトナムの首都ハノイでは、いろいろなところで文化的なイベントにであうことができます。ハノイで文化的な生活をするために知っておきたいところをチェックして週末を楽しんでみてください。